受験体験記 工事担任者

【受験体験記】工事担任者(総合通信)① ~受験編~

2025年5月25日(日)に工事担任者 総合通信の試験を受けてきました!

勉強の過程をお届けできず申し訳ありません、、
合格をしていたら、勉強方法や勉強時間、使った参考書などをまとめて発信したいと思います!

殴り書きですが、受験の体験記として感想を書いていきたいと思います。


試験概要

■試験日:2025年5月25日(日) 11:00~13:40

■試験:令和7年度 第1回 工事担任者試験

■区分:総合通信

■試験地:愛知県(愛知東邦大学)

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工事担任者試験は初受験でしたので「基礎」「技術及び理論」「法規」の3科目を受験しました。

試験を受けてみて

試験会場は『男性:女性=9:1』くらいでした。
やはり男性の方が多いですね。

試験の流れや雰囲気は他の一般的な資格試験とほとんど変わりありません。

唯一変わっていたのはマークシートの書き方です。

回答を塗りつぶす○が横長! 縦長のマークがほとんどなのに!笑
細かい違いですが、慣れない横長の塗りつぶしに悪戦苦闘...
マークシートを斜めにしながら塗りつぶしていきます。

試験時間は結構余裕がありました。
『基礎』科目の計算問題に時間がかかりましたが、それ以外はサーと解いていきます。
11:00~13:40が試験時間でしたが、12:50くらい(うろ覚え)に途中退室しました。
分からない問題は、考えても分からないと割り切ってマークミスがないかだけ見直して提出しました。


自己採点結果

試験問題と正答は試験の3日後の5月28日(水)10:00に公式HPで確認ができます。

時間になったら恐る恐る正答のpdfファイルを開き、自己採点をしました。

以下、筆者の自己採点結果です!

基礎:90/100

技術及び理論:78/100

法規:76/100       ※各科目合格点:60点以上

ということで自己採点上は『合格』でした!

2025年6月16日(月) 14:00以降に合格発表が予定されています。
マークミスなどがなく、無事に合格していることを願うばかりです。


試験内容の振り返り

私は過去問を主軸に勉強をしていましたが、今回の試験で出題のされ方がガラッと変わった印象でした。

具体的には、毎年同じような内容・解法で出題されている問題がありますが、
それらの出題のされ方・解法が異なるものが多いと感じました。

一部抜粋して紹介します。

【基礎】第1問(1)

出典:一般社団法人 日本データ通信協会 電気通信国家試験センター
   電気通信の工事担任者 試験問題・正答(令和7年第1回 総合通信)
https://www.dekyo.or.jp/shiken/charge/exam

『ハシゴ回路』と言われるものになります。

平成30年度第1回試験ぶりの出題です。

「右端(端子a-b間)からスタートして、列を1つ左へ移るごとに電圧を2倍ずつ上げていく」という解き方を知っている人ほどドツボにはまります。

よくよく問題を見てみるとよくあるハシゴ回路問題と条件が少し違うことが分かります。
(上の線の抵抗値がすべて1Ωではなく、一番左が2Ωになっている)

このパターンの解き方を知らず(そもそも試験時に気付かず)この問題を落としてしまいました。

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解き方を知っている問題だとたかをくくってしまったのがあだとなりました。
というかこの出題のされ方最近全くなかったような...


【基礎】第4問(4)

出典:一般社団法人 日本データ通信協会 電気通信国家試験センター
   電気通信の工事担任者 試験問題・正答(令和7年第1回 総合通信)
https://www.dekyo.or.jp/shiken/charge/exam

反射係数の数値を計算させる問題は『電圧反射係数』ばかりでした。

<『電圧反射係数』をmとすると『電流反射係数』は-mである。>と回答させる問題はしばしば見ましたが、

『電流反射係数』の値を求める問題は平成31年度第1回試験の問題では一度も見たことがありませんでした。

しっかり理解していればつまずく問題ではありませんが、いつもどおり『電圧反射係数』だと思って解くと落としてしまう問題です。

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見慣れた問題でも、いつもと問われている内容が変えられていることがあります。
しっかり問題文に目を通すことを習慣にしましょう。


【技術及び理論】第7問(3)

対数が10Pの通信用フラットケーブルの色を答えさせる問題が良く出題されますが、

星形構成の100対構内用ケーブルの色の問題を初めて見ました...

そして正答できませんでした(泣)


【技術及び理論】第9問(3)

出典:一般社団法人 日本データ通信協会 電気通信国家試験センター
   電気通信の工事担任者 試験問題・正答(令和7年第1回 総合通信)
https://www.dekyo.or.jp/shiken/charge/exam

このタイプの問題は例年『水平ケーブルの最大長さ』を求めさせていました。

しかし、今年は『パッチコード又はジャンパ、機器コード及びワークエリアコードの長さの最大』を問われました。

冷静に計算式を書き出せれば正答できますが、最初問題を見たときに???となりました。


振り返り総括

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今年の出題は、頻出問題をひねった意地悪な出題が多かったです。

初出問題も多く感じましたが、過去問ベースで勉強を固めていれば6割以上の得点は十分に可能だと思います。


まとめ

以上、工事担任者(総合通信)の受験の感想でした。

手ごたえは良かったとは言えませんでしたが、自己採点では合格点以上の得点ができました。

6/16(月)に無事合格していることを祈っています。

これから受験される方、応援しています!

  • この記事を書いた人

うたたね

資格取得体験や過程のリアルを発信 │ 電験3種を武器にインフラ系会社からメーカーに転職経験 │ アラサー │ 大学院卒(電気系) │ 東海地方在住 │ 電験2種・電験3種・エネルギー管理士・甲種危険物取扱者・消防設備士 (甲種1類/甲種4類/乙種6類)合格 │ 今後はビル管理士・一級建築士に挑戦予定

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